令和5年9月5日から9月27日までの23日間、令和5年9月定例議会が開かれました。
市長専決処分の報告3件、人事案件(人権擁護委員候補者の推薦、渋川市副市長の選任)、条例の制定・一部改正、令和5年度補正予算、令和4年度決算及び請願5件が提出され、慎重に審査・審議を行いました。
議案は、副市長人事案件を除き原案の通り可決・認定をしました。
請願は、3件を採択、2件が不採択となりました。
議員から「市の保有する個人情報漏えいの調査に関す決議」1件、意見書3件、懲罰動議2件が提出され、決議案は否決、意見書3件は可決、懲罰動議は懲罰を科さないこととしました。
所属委員会(教育福常任員会)では、付託された1議案及び請願2件を審査し、可決・採択いたしました。協議会において、国民健康保険あかぎ診療所の再開に向けた取り組み経過について、古巻公民館の整備に関する現状と今後の対応について2件の説明がありました。
あかぎ診療所については、早期の再開、診療所以外の機能から先行して部分的活用ができないか等を、古巻公民館では、鉄鋼スラグの撤去方法、物価高騰による予算編成等について質疑をし、当局の考え方を確認いたしました。
令和4年度決算特別委員会では、一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算を原案の通り認定しました。
特別会計を含めた歳入額合計633億5568万4639円、歳出額合計625億7893万5923円。
一般会計歳入額合計372億6168万9980円、歳出額合計355億1037万7076円となりました。
決算特別委員会では、通園バス安全装置の設置、環境にやさしい宿づくり応援事業、市道折原川島線道路改良事業等について質疑をさせていただきました。
地元、市道折原川島線道路改良事業は、平成30年度より事業を開始し、令和4年度で用地交渉が完了、令和5年度から改良工事に着手し、令和11年度の完成を目指して取り組んでいるとのこと。上信自動車道の開通前に完成してほしかったこと、令和11年と言わずなるべく早く完成するよう努力してほしい旨を要望いたしました。
懲罰特別委員会が設置され、委員長として2件の審査を審議いたしました。
後藤弘一議員は、明確な根拠や証拠を示さずに除斥動議を提出したこと、加藤幸子議員は、議会運営委員会で議会を冒涜する発言を行ったとして、両議員に対して懲罰動議が提出され、懲罰特別委員会が設置されましたが、両議員とも懲罰を科すべきではものではないとの採決となりました。
10月4日には、令和5年第3回臨時会が開催され、副市長の選任同意を多数決で可決、議員提出議案「市の保有する個人情報漏えいの調査に関する決議」を多数決で可決し、調査特別委員会が設置されました。委員長に田中猛夫議員、副委員長に山内崇仁が選出されました。
9月定例会は、内容が盛りだくさんで時間延長が何日も行われた中で、議論を重ね、慎重に審議を行いました。お時間があれば傍聴も可能ですので、足を運んでみてはいかがですか。
今後も渋川市のために精一杯の努力をしてまいりますので、皆さま方のご意見、ご要望をお寄せください。